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純情ゲーム

第1章 Stage1 イージーモード

あー、今日は男に話しかけられる日だったなぁ…。

しかも2人とも何かのお誘いだった。

きっと2人は、どこかがおかしな人なんだろう。
私に話しかけるなんて、おかしいに決まってる。

駐輪場の横を通り過ぎて、校門にたどり着いたらへんで、私はふと鞄の中を見た。

しまった…。
財布を机の中に忘れてきた…!

嫌な汗が額に浮かぶ。

昼休みにお弁当を忘れたから購買でパンを買って、財布を鞄にしまうのが面倒だから帰りでいいかと考えた私が馬鹿だった…。

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