妄想いろいろ
第2章 妄想2 弟
「あぁ、姉ちゃんは他の男とセックスしたんだ…キスしたり手繋いだりもしたんだ…そう思ったらすげー…」
「嫉妬した。」
…坦々と続く拓人の告白に、正直驚きを隠せませんでした。
拓人は昔から私を愛してくれたのです。
姉弟という事実は変える事はできないし、自分が拓人を恋愛対象として見ることはできるのかどうかはまだわかりませんが、
素直に嬉しいと思ってしまったのです。
弟が、自分の下着を使って自慰をしていた事なんてすっかり忘れていました。
私が、へんなのかもしれない…でも、
私への告白をする拓人が、酷く脆いように思えて…
「…拓人…」
拓人を思わず抱きしめていました。
「っ、姉ちゃん…?」
「ん…?」
「嫌になった?
サイテーな事してた俺の事」
首元に、顔をうずめる拓人に思わず笑みが零れ、抱きしめる力を強くしました。
「ううん
嫌いになんて、なってないよ…」
「っ、姉ちゃん…ごめん。姉ちゃんを好きになんてなって、ごめん…。」
拓人の髪をそっと撫でました。
髪を撫でるなんて何年ぶりだろう…
「謝んなくていいよ…」
「嫉妬した。」
…坦々と続く拓人の告白に、正直驚きを隠せませんでした。
拓人は昔から私を愛してくれたのです。
姉弟という事実は変える事はできないし、自分が拓人を恋愛対象として見ることはできるのかどうかはまだわかりませんが、
素直に嬉しいと思ってしまったのです。
弟が、自分の下着を使って自慰をしていた事なんてすっかり忘れていました。
私が、へんなのかもしれない…でも、
私への告白をする拓人が、酷く脆いように思えて…
「…拓人…」
拓人を思わず抱きしめていました。
「っ、姉ちゃん…?」
「ん…?」
「嫌になった?
サイテーな事してた俺の事」
首元に、顔をうずめる拓人に思わず笑みが零れ、抱きしめる力を強くしました。
「ううん
嫌いになんて、なってないよ…」
「っ、姉ちゃん…ごめん。姉ちゃんを好きになんてなって、ごめん…。」
拓人の髪をそっと撫でました。
髪を撫でるなんて何年ぶりだろう…
「謝んなくていいよ…」