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俺の恋はどこで間違ったのだろう

第1章  始まり

「私ずっとかずとくんのこと好き…だったの!それであなたはかずとくんと仲良いから協力してもらいたいなーって思ってさ…」

俺はその場を逃げ出しそうになった。嫉妬?いや恥ずかしさ?そのどちらでもない感情がこみ上げてきた。

「べ、別にいいけど…?俺でければ協力するよ」

こりゃ完全に声震えてましたわー。もう俺の高校生活オワタですわー。このさい屋上から飛び降りたい

「やった!ありがとね!単刀直入にいくけどかずとくんって彼女いるの?いなかった場合気に入ってる人とかいるの?」

俺のガラスのハートに追い打ちをかけるように彼女は質問攻めしてきた。もう俺のライフは0だというのにまだコンボ技で来るのかよ。レフリー止めてくださいよー。

「いないと思うよどちらも。」

俺はそう答えてその場をあとにした

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