腐男子のカッコいい日常
第1章 双子の転入生
教室に向かう途中
また、廊下を走ってる生徒を見つける。
「そこ、廊下を走らない。」
僕が注意をすると、こっちをむく
あ……
注意をした相手は
3年生の中峰(ナカミネ)先輩だった。
何故、僕が名前を知ってるのかと言うと
彼は生徒会のブラックリストに名前がのっているからだ。
ブラックリストと言うのは、
校則違反や注意を何回もするとブラックリストに追放される。
彼は、まさにブラックリストNo.ワンなのだ。
少し…いや大分、チャラチャラしてる男
そして、僕も彼をお気に入りに登録中だ。
お気に入りってのは、ボーイズラブにふさわしい者だけが
僕のお気に入りに入る事が出来る。
彼は校則違反と言う素晴らしい不良タイプ
そして、身長190ごえのだ!!
素晴らしい肉体!
彼は、攻めに値する!!
と言っても、ここ学校は"攻め"が多すぎる。
ちっとも、"受け"が見つからない。
どこかに、ツンデレタイプ又はヤンデレタイプはいないだろうか…。
僕としては、あの過激なヤンデレタイプを探している。
あの怖さが重要なのだ!!
もう、ヤンデレLOVEだー!!
「よう!ナツメっ。元気にしてたかー?」
あっ……
すっかり忘れていた。
夢中になるのって怖いな…。
「また、中峰先輩ですか…。
少しは大人しく出来ないんですか?先輩は」