
絶対振り向かせる!
第1章 遼ちゃんの家
二年前、私が中三の頃
私は遼ちゃん家の隣に引っ越してきた
遼ちゃんは、ここら辺に友達のいない私に、優しくしてくれたんだ
私は見た目もイケメンで性格も優しい遼ちゃんにすぐ惚れた
で、告白したんだけど断られてしまった
その時はショックだったけど私はどうしても諦められなかった
それで今に至るわけなんだ
「どうしたの優花?
さっきから元気ないみたいだけど
ご飯がまずくなるよ」
親友の由美が私に言ってきた
「実はね、、、
さっき、遼ちゃんに
一緒にご飯食べよーって言ったら無視されたんだ、、、」
「まあ、そんなのいつものことじゃない」
「ひーどーい!
いつもじゃないもん!」
「はいはい」
由実は呆れた顔をしていた
