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ミルクティーひとつ。

第1章 アイスコーヒーふたつ。

なんやかんや考えしていると、カランカランという乾いた音ではっと気付いた。

反射的に入り口を見ると、高い位置にある緑の頭に、水色のカッターシャツ…。

み、緑間…!?

見間違いじゃないよな!?
いや、オレ視力落ちてねぇしそもそも目はオレの唯一の自慢…。

てことは間違いなく…ってこっち来る!!

あ、いや、確かに会えないかなという儚い希望を胸にここに座ってたのは確かだけど、いざとなるとこう逃げ出したくなるというか…!!!

あ、もう注文してるし絶対に逃げられないわ。

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