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不良君達のお気に入り!?

第2章 不良君との再会

暫くすると、「あぁ、本当に痛かった」と健太が起き上がった。



「あの、2人は私に何の用なんですか?」



私の言葉に「あっ!そうだった」と手を叩く健太。



「シーちゃんに、大事な話しがあるんだ♪」



「大事な話し?」



「うん!でも、ここじゃあ話せないから、取り合えず行こう?」



「行くって何処に?」



すると、健太は私の質問には答えず「ほら!早く」と私の背中を押して、無理やり車に乗せようとする。



「ちょ、ちょっと待って!」



何処に行くのかも分からないのに、乗れる訳ないでしょ!



車に乗るのを躊躇っていると「いいから、早く乗れ」と銀メッシュ君の低く、冷たい声が聞こえてきた。



その声にビビッた私は「乗らせていただきます」と素直に車に乗る。




そして、健太と銀メッシュも車に乗ると、スキンヘッドの強面なお兄さんは静かに車を走らせた。






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