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不良君達のお気に入り!?

第2章 不良君との再会

外から見た感じとは違い、建物の中は思っていた以上に広く、綺麗だった。



「あの、銀メッシュ君」



私が名前を呼ぶと、銀メッシュ君は歩みを止め、私を見つめる。



「銀メッシュじゃねぇ、早川 魁人だ」



早川魁人・・・・・



「呼んでみろ」



いきなり、呼んでみろって言われても・・・・・



「・・・・・魁人君」



「魁人だ」



「か、魁人」



私が呼び捨てにすると、魁人は「それでいい」と満足そうに笑った。





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