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不良君達のお気に入り!?

第2章 不良君との再会

それから、私は魁人に2階へと連れて行かれ、ある部屋の前まで来た。



「ここだ」



そう言うと、魁人はノックもせずに部屋のノブを回した。




「いらっしゃい、詩音ちゃん」




そう言って、出迎えてくれたのは昨日会った茶髪君。



ニコっと優しい笑顔だけど、やっぱり目は笑っていない。



「昨日ぶりだな、詩音」



奥には亮も居た。



「入って」



そう言って、部屋に入るように促す茶髪君。



「お邪魔します」



恐る恐る足を踏み入れる私。




部屋に入ると、ソファーやパソコン・テレビに冷蔵庫、十分ココで生活が出来そうな物が揃っていた。



「亮の隣に、座ってくれる?」



茶髪君に言われ、亮を見るとコッチ、コッチと言う様に手招きをしていた。



亮の隣に腰を下ろすと、茶髪君は私の前にあるソファー、魁人は1人掛けソファーに腰を掛けた。



「あの、話しって?」



ココに来た理由が知りたい私は、早速切り出した。



「健太が来るまで、ちょっと待ってくれるかな?」



そして、数分後。



健太が部屋に入って来た。




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