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不良君達のお気に入り!?

第2章 不良君との再会

外に出ると、さっき乗った車が停まっていた。



「乗れ」



魁人に言われ、車に乗ると
さっきのスキンヘッドさんが運転席に座っていた。




フッとミラー越しに、運転手さんと目が合ってしまい、ペコッと頭を下げると運転手さんもペコッと頭を下げてくれた。



「私、篠崎 詩音って言います。よろしくお願いします」



「佐々木 純です。こちらこそ、よろしくお願いします」



見た目は怖い佐々木さんだけど、声は以外と優しくて少し安心。



「純、出せ」



魁人がそう言うと、佐々木さんは「はい」と言って静かに車を走らせた。






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