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不良君達のお気に入り!?

第3章 不良君の世界

授業も無事に終わり、私は純さんと魁人にバイト先まで送ってもらった。



そして、バイトも何事も無く終わり、裏口から外へ出る。



裏口のドアを開けると、魁人がタバコを吹かしながら壁に寄りかかっていた。



カッコイイ///////



思わず見惚れる私。



すると、魁人はタバコの火を踏み消し、私の手を取り歩き出した。



そう言えば、魁人はいつも私と手を繋いでくれる・・・・・



「ねぇ魁人、どうしていつも手を繋いでくれるの?」



すると、魁人は横目で私を見ると「別に」と答えた。



「別に」か・・・・・・



魁人の言葉に、何故か心が痛む・・・・・・



俯きながら魁人と歩いていると、急に魁人が歩くのを止め私を背中に隠した。



「どうしたの?魁「魁人君、見ーつけ♪」



・・・・・・っ!?



魁人の背中から少し顔を出し、声のした方を見ると、5人の男が道を塞いでいた。




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