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不良君達のお気に入り!?

第1章 不良君との出会い

「あの、大丈夫ですか?」



恐る恐る近づき、声を掛けてみる。



すると、倒れていた男の人は不機嫌そうに「あぁ」と答えた。



よく見ると、男の人の顔には痣や切り傷が沢山あり、まるでゾンビみたいだ。



「怪我、大丈夫ですか?」



私の言葉に、ゾンビさんは「平気だ」と言って立ち上がった。





そして、壁に手を突きながら歩きだした。



けど・・・・・・・・



「痛っ!」



すぐに、倒れてしまった。



「大丈夫ですか!?」




駆け寄り、ゾンビさんの顔を見ると傷が痛むのか顔を歪めていた。




「あの、怪我の手当てをするので私の家に行きましょう?」



私の言葉に、ゾンビさんは「はぁ!?」と言って目を見開いた。




「すぐ近くにあるんで」



そう言って、私はゾンビさんの手を引っ張り家へと急いだ。





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