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不良君達のお気に入り!?

第4章 不良君はキス魔!?

魁人とのじゃれ合いも終わり、私達は広間へと向かっていた。



広間は体育館位の大きさがあり、普段は華月の子達がバイクを弄ったり話をしている場所。




「この先で、皆が詩音ちゃんを待ってるよ」



そう言って、広間に続く扉を開ける優輝。



扉が開き、私の目に映った光景は
広い広間に綺麗に整列した沢山の男の子達。




そして、皆がこちらに視線を送る。




沢山の視線に、怖気づいてしまいそうになる。



「詩音、大丈夫だ」



そう言って、握る手に力を込める魁人。



「堂々としていろ」



魁人に言われた通り、胸を張り堂々とする。



「行くぞ」



優しく笑う魁人。




後ろにいる、優輝達も優しく微笑んでくれている。




心の中で気合いを入れ、私は1歩を踏み出した。









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