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不良君達のお気に入り!?

第4章 不良君はキス魔!?

魁人に手を引けれながら、向かった場所は皆が見渡せる様に作られたステージのような場所。



そこに、健太・旬さん・幸人さん・魁人・私・優輝・亮の順に並ぶ。



「お前らに、紹介したい奴がいる」



魁人の言葉を真剣に聞く華月と桜雅の人達。



「知ってる奴らも居ると思うが、此処に居る篠崎詩音は、俺達の不注意で敵対している族から狙われている」



真剣な瞳達が私を見つめる。



「俺達は、詩音を守るって決めた
けど、俺達だけだと限界がある」



魁人は、そこで言葉を切ると
華月と桜雅の人達を見渡した。



「そこで、お前達の力を貸して欲しい」



その言葉を聞いた瞬間、皆の瞳はさらに真剣さを増した。



「俺達と一緒に詩音を守ってくれ、頼む」



そう言うと魁人は頭を下げた。



「魁人さん!頭を上げてください!」



「そうですよ!魁人さん!」



皆が「頭を上げて下さい!」と叫ぶ。



「魁人さん達にとって大事な女性なら、俺達にとっても大事な人です」



「俺達の全身全霊をかけて、守り抜きます!」



その言葉を聞いた魁斗は、ゆっくりと顔を上げ「サンキューな」と笑った。





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