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不良君達のお気に入り!?

第4章 不良君はキス魔!?

「よし!詩音も紹介できた事だし
飯にするか」



亮がそう言うと、皆が雄叫びを上げた。




奥の方を見ると、唐揚げやらオニギリがテーブルの上に所狭しと置いてあるのが見えた。




そして、それに向かって不良君達が物凄い勢いで群がる。



「詩音の分は、あっちにあるから一緒に食おうぜ?」



そう言って、私の頭をポン!と叩く亮。



けど、私はある光景に釘付けだった。



それは、料理に群がる不良君達。



「それ、俺のから揚げだろ!」
「早い者勝ちだ!」



そう言って、食べ物を争う姿。




その光景は、まさに・・・・・・




「私の大好きなタイムセールだー♪」



「は?」



ワクワクと心が躍る。



タイムセールとなれば、黙ってはいられない!



出陣しなくわ!



「私、ちょっと行ってくる!」




「あっおい!詩音!」




亮の呼び止める声を無視して、いざ群れのもとへ






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