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不良君達のお気に入り!?

第1章 不良君との出会い

────・・・・・数分後



「よし、コレでOKです!」



ふぅ~。



何とか手当てが出来た♪



手当てが終わり、絆創膏や消毒液を救急箱に片付けていると。



プルルルル・・・・・・プルルルル・・・・・



携帯が鳴り出した。



私はいつもバイブにしてるから、私のじゃない。



って、事は・・・・・・・



「俺だ」



ゾンビさんのだった。



「あぁ・・・・・あ?・・・・・あぁ」




携帯を耳に当て話し始めるゾンビさん。



しかも、「あ」だけで会話してる・・・・



暫くすると、ゾンビさんは電話を切り「暫くココで待たせろ」と言ってきた。



別に構わないけど・・・・・・



「あの、名前・・・・・・」



「あ?」


私は「あ」だけじゃあ、会話できないよ!



「名前、聞いてもいいですか?」



「あぁ、古河 亮」


「亮さん」


「『さん』はいらねぇ」


「は、はい」



「お前の名前は?」



あっ!



私も名乗ってなかった・・・・



「篠崎 詩音です」



「詩音か、いい名前だな」



そう言うと、亮はニコッと笑った。









ピンポーン・・・・・・・



ん?




今チャイムが鳴った?




でも、こんな時間に尋ねてくる人なんて居ないはず・・・・・・




私が不審に思っていると、亮は「来たか」と言って玄関へと向かった。









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