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不良君達のお気に入り!?

第1章 不良君との出会い

玄関の扉を開けると、亮は「早かったな」と誰かに声を掛けた。




「まぁね~♪」



そう言って、玄関に現れたのは金髪の男の子。




「って言うか、怪我大丈夫なの?」



「あぁ、問題ねぇ」



玄関で話しをする、亮と金髪さん。



すると・・・・・・・・



「あぁ~!」



ビクッ!



金髪さんと目が合ってしまった。



金髪さんは、亮を押し退け私の目の前まで来ると、私の前にしゃがみ込んだ。



「こんばんは♪俺、三宅 健太。『健太』って呼んでね?ねぇ!ねぇ!君の名前は?」



健太のマシンガントークにおされ気味の私。



「篠崎 詩音です」



「詩音ちゃんか~♪名前まで、可愛い♡」



ニコニコと笑う健太。



私より、健太の方が可愛いよ///////



そんな事を思っていると・・・・・



「お前は、女の子なら誰にでもそう言うだろ?」



亮でも健太でもない声が聞こえ、玄関の方に目をやると、茶髪の男の子が立っていた。



「え~、そんな事ないしぃ」



ブゥっと頬膨らませる健太。



「詩音ちゃんだっけ?亮の怪我の手当てをしてくれてありがとう」



優しい笑顔を見せる茶髪君・・・・・



だけど、目が笑ってない・・・




私が茶髪君の笑顔に違和感を感じていると、「おい」と言う声が聞こえてきた。




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