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不良君達のお気に入り!?

第4章 不良君はキス魔!?

「出発するから、ちゃんと掴まってね」



「掴まって」って何処に掴まればいいんだろ?



目の前にあるのは、優輝の背中。




悩んだ挙句、私は優輝の肩に手を掛けた。




「詩音ちゃん、それじゃあ落ちちゃうよ」



「じゃあ、何処を掴めばいいの?」



「俺の腰に腕を回して」



腰に腕を回すって・・・・・・



「こんな感じ?」



思った以上に密着する
私の体と優輝の背中。




「そうそう、じゃあ出発するよ」



そう言って、優輝はバイクを走らせた。





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