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紅い薔薇と嘘

第1章 紅い

――――


はぁ…今日も疲れた。


麻衣「いやー今日もダッシュで行って正解だったねーメロンパン最後の一個だったし!!」



凛「私はもう疲れたけどね…‥‥」


はははと…苦笑いする凛。

麻衣「ごめんなさい、引っ張りすぎました。てへっ」

凛「きもー‥‥‥ん?」


凛がふいっと窓から屋上を見た。


麻衣「どしたの?凛ー」


凛「あれって、たしか3年の高橋憂先輩だよね?」


麻衣「さぁ?しらなーい。」
誰だ、そいつ。

凛「かっこいいよねー。パン食べてるだけでもかっこいいー!!!ね!?」


麻衣「ううん〜かっこいいひねー」


知らんがな、そんなやつ。

凛「オイコラ、食べながらしゃべんなよ。つか人の話しきけい。」

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