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ピイト、リンVS鬼

鬼はものすごい大きな棍棒でピイトに狙いを定めて振り回す。
ピイトは上手く避けるが、棍棒を振った際に起こる風圧でスキを突くことが困難な状況。

「こりゃ参ったねぇ…。
リンちゃんの方は大丈夫かなぁ。」

ピイトはチラリとリンの方を見てみると、
リンも大苦戦。

「リンちゃんはおそらく…こういうタイプの敵は苦手だろうな…。オレっちがなんとかしないと…。」

鬼は棍棒を叩きつけては、地面が割れそうなくらいの衝撃で、少しグラつく程のパワーだ。
避けて敵が棍棒をまた振りかぶるまでの間に上手くカウンターに持っていけず、棍棒を振り回す音がしばらく響く。
そしてとうとうピイトは避けた時、つまづいてしまう。

「あっ…！やべぇ！！」

すると鬼はもう片方の手で強烈な炎を作りだし、ピイトに投げつけ、喰らってしまう！
その時、ピイトの体が光だす。

「あっ！これメイちゃんの…。」

すると炎はピイトの体から鬼に跳ね返り
鬼は炎をもろに受ける。

「今だ！」

ピイトは怯んだ鬼に猛スピードで突っ込む。

「よぉ！化け物！風神と雷神って知ってるか？
ちゃんと崇めろよ！
魔拳・大嵐！」

鬼の大きな目に強烈な一撃！鬼の顔ごと吹き飛んでいった。