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炎魔境

第21章 魔族転生ドラグ。怪魚ガポルネ。 

そしてピイトは急いでリンの方に向かおうとしたとき、リンも鬼の炎を跳ね返していた。
その瞬間にリンは姿を消した。

「あなたの体4等分にしてあげる。」

リンは上空へ舞い上がり、ピイトに電撃を要求する。

「えーっ!?リンちゃん。オレっちに痺れたいのぉ?♪」

ピイトは興奮しながらリンに聞くが

「童貞じゃ満足出来ないの!
いいから早くしなさい!」

ピイトは電撃をリンに放つと、リンは忍刀で受け止める。

「重っ…!ピイト。ありがとう。でも…思った以上にピイトの電撃強いわね!」

するとリンは鬼を忍刀で斬りかかる。

「刻滅・十文字!
(こくめつ・じゅうもんじ)」

鬼の体は十文字に斬り裂かれ、鬼を仕留める。

「お互いメイちゃんの光弾壁に助けられたね♪」

ホッとしたのも束の間で、
上空を見上げるとドラグは強烈な邪気を溜め込んで、ピイト達に放とうとしている。

「リンちゃん!やべぇよぉ。あんなの放たれたら、この大陸吹き飛んじゃうなぁ…!」

ドラグは高笑いをしながら

「貴様らは…やはり早めに消すべきだな!
生かしておくと厄介になりそうだ!」

ピイトとリンは考えるが、策が出てこない…。
その時!
ドラグは何者かによって殴られ、吹き飛ぶ!

「グッ…!誰だ…。
きっ…!貴様は!!」

ピイトとリンが確認すると、ブル爺がいた。

「リン。大丈夫かのぉ??」

リンは頷くと、ピイトは自分を指差して、オレっちの心配は?みたいな感じだ。

「誰がお前の心配なんてするか童貞パーマのくせに!お前一人なら無視してるわい!」

ピイトは怒り狂うが、ブル爺はドラグを見て

「ふむ…。そのムカつく面見るの久しぶりじゃのぉ。なかなか楽しめそうじゃ!
お前はわしが相手になってやるわい!」

するとドラグはブル爺を見て

「貴様…!まだ生きててくれたか!
良かったぜ!この手ですぐにキーヴァと再会させてやるよ!!」

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