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ピイトとリンは上空でのブル爺とドラグの
やり取りを聞いて、ドラグの言葉を思い出す。

「コイツの因縁て…ジジィか！？」

するとブル爺はドラグを見て

「なんじゃい？お前あんな昔の事まだ引きずってるのか？女々しいやつじゃのぉ。」

ドラグはブル爺を睨み

「貴様を…この手で殺すために魔族になった！嬉しくてたまらねぇぇ！！」

ドラグはブル爺に一気に突っ込んできた！
そしてドラグは拳に邪気を集めてブル爺に打ち込んできた。
ブル爺は顔面にヒットして仰け反ると、ドラグは続けて邪気の拳を打ち込んでくる。

「ジジィ！！」

ピイトはブル爺に叫ぶ。
その時、邪気の拳をブル爺は片手で受け止める。

「おぬしがわしのために魔族に転生したとか言っとったから、どれくらい強くなったかと思って、喰らってみたわい。
少ぉし効いたが…こんなもんか…。」

ブル爺の強さに驚くドラグ。
そしてブル爺はドラグの顔面を殴り返す！
ドラグは大きく仰け反ると、ブル爺の連打。

それを見ているピイトとリンは、ブル爺の強さに言葉を失う。

ドラグは連打をなんとか凌ぎブル爺と距離を取ると、さっき溜め込んでいた邪気を再び出す。

「ブルよ！貴様といえどコイツを喰らってはたまらんだろ！」

ドラグは大陸が吹き飛ぶ程の威力を持つ邪気を放つ。