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ピイトとブル爺はドラグを見て

「コイツをさっさと殺っちまうか！
その後ハゲ頭をゆっくり料理してやる！」

「この童貞焼きそば泣かして殺す！
泣き面ゆっくり拝みたいからのぉ。
ドラグが邪魔じゃ！」

変身したドラグに対して余裕そうな二人に、
ドラグは怒る。するとブル爺は

「パーマ！お前雷だけじゃなく風も体内に取り込んでしまえ。」

ピイトはそれを聞くと、驚き

「おぉ！ジジィ！名案じゃねぇか！？」

するとブル爺は呆れながら

「お前…雷取り込んで、風魔法もミックスさせて嵐作ってるんじゃから普通に考えつくじゃろ…。
何でお前はそんなにバカなんじゃ？
親父もやってた技じゃい！はよやれ！」

ピイトはブル爺を睨みながら、風魔法を自身にかけて吸収すると、雷魔法と風魔法が体内で共鳴する。
するとピイトの雷鳥の羽がグリーンに変わり、電撃が迸る。
それを見たブル爺は

「ふん。器用なヤツじゃ。こんなあっさり出来るとはな…。」

ピイトは早くこの状態で戦ってみたく、ドラグに突っ込んでいく。

「あっ…！あのバカ…！」

ドラグはただ単調に真っ直ぐ向かってくるピイトを殴りとばす。
ピイトは起き上がると

「痛てぇ…！テメェジジィ！騙しやがったなぁ！！」

するとブル爺は呆れながら

「あのなぁ…。考えもなしで真っ直ぐ向かっていくバカはお前くらいじゃ！
今のお前とわしで勝ち目がある程度なのに…。そんなバカじゃから童貞なんじゃぞ。でも…そのきっついパーマじゃあ関係なく童貞か…。ﾌﾟﾌﾟッ。」

ピイトはブル爺にまた怒りだすが、今度はドラグはピイトに向かってくる。

「テメェとの決着は後回しだ！
ジジィ！」

ピイトはドラグの強烈なパンチを受けとめると、ドラグは額の目から真っ赤な光線を放つ。
ピイトは光線を上手く避けると、ブル爺がドラグの横に入り、わき腹に蹴りを入れるとドラグの表情が歪む。