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怪魚ガポルネを討つべく3人は集中する。
まずはリンが素早くガポルネに向かって走り出す。
素早い動きから残像を正面に作り出し、ガポルネの背後に回り込む。
そして逆手で持つ忍刀でガポルネの背中を斬り上げる！

「かっ…固い…！」

リンの攻撃は固い体のガポルネに効きはするが、浅い。
その時ガポルネは口から吹雪の魔法を放ち、
リンの右手を凍らせるが、メイがリンの凍った右手に光の魔弾をネット状にしたものを放ち、リンの右手を包み込み、光の熱で溶かす。

「メイ！助かった♪ありがとう。」

リンはまたガポルネの周りを素早く動き、細かく攻撃を仕掛けて、注意を引き付ける。

そしてリンは高くジャンプをし、ガポルネは上空を見上げ意識を上に持っていく。
そしてメイはガポルネの足に魔弾を撃ち込む。
ガポルネがバランスを崩したその時、リンはガポルネに飛斬を放ち、ガポルネの意識を完全にリンに向ける。
そしてそのスキにセルスは両手に紫炎を作り出し、ガポルネに紫炎の砲撃を放つ！

「紫炎・獄滅波！(しえん・ごくめつは！)」

先程の2人の攻撃で体勢を崩しているガポルネはなんとか踏ん張り、襲いかかる紫炎に向かって両手から氷魔法を放つ！

「深海の王の魔力をナメるなよぉぉ！！」

紫炎と強烈な氷魔法がぶつかり合う！
そしてガポルネは自身の魔力を更に上昇させて、紫炎を少し押し返す。

「紫炎術といえども、わたしの魔力には敵うまい！！」

するとセルスはガポルネに

「紫炎術…。使っているオレが言うのも変だけど…。スゴい…！」

ガポルネはセルスの言葉に

「何ワケの分からん事言っている！止めを刺してやる！」

ガポルネは一気に最大の魔力を発揮し、止めを刺しにいく。