炎魔境
第23章 七色の光! 賞金首のダメ人間。
さらにブル爺は説明を続ける。
「最初に薬と言ったが、この魔力は劇薬じゃ。薬も投与しすぎると毒となる。お嬢ちゃんが戦闘で敵を倒したのはそういう事じゃ。」
ブル爺はヴーカァーを呼べるまでの間に、七色の光の魔力の調整のやり方をメイに教えて、その間セルス達は休息を取る。
そして翌朝…。
ヴーカァーを呼んでノットガルス大陸の上空に飛ばしてもらうと、メイは大陸の中心を目掛けて銃を構える。
「お嬢ちゃん!銃では難しいかも知れんが、突くイメージではなく被せるイメージじゃよ。」
メイは1つ息を吐き、静かに目を閉じてイメージを保ち放つ。
すると、七色の結界のようなものがうっすら一瞬ノットガルス大陸を覆った。
「フム、これで恐らく大丈夫じゃろう。
よし、カヴァーリの所に帰るぞい。」
ヴーカァーは一気にメルゾ大陸に猛スピードで向かい到着する。そしてスラグの街のアジトに戻ると、カヴァーリは何やらイライラしている様子。
「ただいま戻りました!」
セルス達は怪魚とドラグについて報告をすると、カヴァーリは無言でピイトとブル爺に紙を見せる。
「ピイト君。これはどういう事だ?
今度は何をしたの?ブルさんも答えてね。」
その紙には2人の写真の載ったお尋ね者の紙だった。ようは賞金首となっている。
「あれ?証拠隠滅は完璧だったのに…。」
するとブル爺はカヴァーリに頭を下げて涙を流す。
「すまん!わしはコイツの悪事を止めるために一緒にいただけじゃ。じゃがコイツを止めれんかったぁ!」
「あーっ!ジジィ!汚ねぇぞ!
違うんだマスター!このジジィが…。」
ブル爺のウソ泣きにすっかり騙されてしまうカヴァーリは狙いをピイト一人に絞った。
他のみんなは戦闘の疲れもあり、それぞれ部屋に戻る。ブル爺もピイトに中指を立て笑いながら部屋にそそくさ戻る。
ピイトはカヴァーリの部屋に連れていかれ、ものすごい音が響いていた。
そして楽しい休日が始まる。
第24章へ…。
「最初に薬と言ったが、この魔力は劇薬じゃ。薬も投与しすぎると毒となる。お嬢ちゃんが戦闘で敵を倒したのはそういう事じゃ。」
ブル爺はヴーカァーを呼べるまでの間に、七色の光の魔力の調整のやり方をメイに教えて、その間セルス達は休息を取る。
そして翌朝…。
ヴーカァーを呼んでノットガルス大陸の上空に飛ばしてもらうと、メイは大陸の中心を目掛けて銃を構える。
「お嬢ちゃん!銃では難しいかも知れんが、突くイメージではなく被せるイメージじゃよ。」
メイは1つ息を吐き、静かに目を閉じてイメージを保ち放つ。
すると、七色の結界のようなものがうっすら一瞬ノットガルス大陸を覆った。
「フム、これで恐らく大丈夫じゃろう。
よし、カヴァーリの所に帰るぞい。」
ヴーカァーは一気にメルゾ大陸に猛スピードで向かい到着する。そしてスラグの街のアジトに戻ると、カヴァーリは何やらイライラしている様子。
「ただいま戻りました!」
セルス達は怪魚とドラグについて報告をすると、カヴァーリは無言でピイトとブル爺に紙を見せる。
「ピイト君。これはどういう事だ?
今度は何をしたの?ブルさんも答えてね。」
その紙には2人の写真の載ったお尋ね者の紙だった。ようは賞金首となっている。
「あれ?証拠隠滅は完璧だったのに…。」
するとブル爺はカヴァーリに頭を下げて涙を流す。
「すまん!わしはコイツの悪事を止めるために一緒にいただけじゃ。じゃがコイツを止めれんかったぁ!」
「あーっ!ジジィ!汚ねぇぞ!
違うんだマスター!このジジィが…。」
ブル爺のウソ泣きにすっかり騙されてしまうカヴァーリは狙いをピイト一人に絞った。
他のみんなは戦闘の疲れもあり、それぞれ部屋に戻る。ブル爺もピイトに中指を立て笑いながら部屋にそそくさ戻る。
ピイトはカヴァーリの部屋に連れていかれ、ものすごい音が響いていた。
そして楽しい休日が始まる。
第24章へ…。