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炎魔境

第3章 カヴァーリ王国騎士総団長

その一言でセルスはすぐに気づいた。

「いえいえ。もしかしてメイのお父さんですか?」

そう聞くと

「あっ!自己紹介が遅れて申し訳ない。
わたくしはメイの父のカヴァーリと申します。
先日はメイと協力して、危険を省みず怪魚の鱗を取ってきてくれて、心より感謝をしております。」

この様子を見ていた村の住人達がざわつき始めた。

「聞いたか?カヴァーリと言えば…
あの…」

「あぁ。あのクーストル城の騎士総団長…
王の右腕じゃないか!?」

セルスはちょっと世間知らずで、その会話を聞き、
かなり驚いた様子で

「総団長様がオレなんかに頭を下げないで下さい。」

するとカヴァーリ総団長は

「命を助けて頂いたお礼を申し上げるのに、位は関係ないんだよ。
助けてもらったらお礼を言うことは人として当たり前の事なんだ。
ありがとう。」

そうカヴァーリは頭を上げ、
セルスに驚きの一言を言ってきた。

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