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炎魔境

第7章 魔鍵の書

いよいよデビルゴートが本当の姿を見せ、だが、その名を聞いたピイトは

「デビルゴートといえば魔境の番人じゃないの?てことは…この空間ってのは…」

ピイトは何かを思い出して、冷や汗をかきはじめ、珍しくシリアスな表情。

「何だ?ピイト…何か知ってるのか??」

セルスは戸惑うピイトに問いかけると

「あぁ…オレっちが読んだ本は実は…
魔鍵の書(まじょうのしょ)だ…」

すると、それを聞いてメイは驚き

「なっ…!何であんた…
その本を一体どこで……!?」

するとセルスはメイも知っている
魔鍵の書というのが気になり、

「メイ…慌ててどうしたんだよ?
その本が一体何だってんだよ?」

するとメイは

「あの本はね…」

メイが魔鍵の書について言いかけると、
ピイトは

「あーっ…メイちゃん。オレっちがまとめて説明するよ…」

すると、セルスとメイはピイトの話に耳を傾ける。

「ん~と…その本ってのは、ある特殊な魔法を使わなきゃ読めない本でさ…それに深く関係してるのがオレっちの親父なのよ…」

二人は頷き、ピイトは話しだす。

「まぁさらに言うと、ここに引き込まれた場所にあった石像…
あれ、オレっちの親父なのよ…」

二人は驚くと、ピイトは続ける。

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