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炎魔境

第8章 覚醒!!紫炎術者

意識が回復したカヴァーリにメイが
デビルゴートを倒した経緯を説明すると

「メイ…セルス君を…呼んでくれ…。」

とても深刻そうな口振りと表情でメイにセルスを呼びに行かせる。

そしてセルスを呼びカヴァーリのテントに
入る。

「あの…オレが紫炎術者で魔王の血族だったって話ですよね??」

セルスはカヴァーリの話す事は理解している。

「あぁ…。セルス君…。とても言いにくい事なんだが…魔王の血族だと知ってしまった以上…君を学校には置いておけないんだよ…
自分から誘っておいて申し訳ないのだが…
私もこの事は王族、騎士団の連中には黙っている!万が一知られてしまったら、君は間違いなく…極刑だ…。」

カヴァーリはセルスに告げる。
セルスもそれも理解していて

「分かっています。魔王の血族に戦闘教えるわけにはいかないですもんね(笑)」

そして…カヴァーリはセルスに謝罪しながら話を進め…
最後にカヴァーリはこの研修の中止と、
明日城下町の正門で渡す物があるとセルスに告げてきた。

そして翌日…
研修の中止、帰りの移動も警戒し集団移動馬車でクートルス城へ戻った。

ピイトが病院で検査している間に荷物をまとめ正門に行くと、カヴァーリが待っていた。



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