炎魔境
第9章 存在
クートルス港で3人を乗せた船は、いよいよ出港をし、ゆっくり北へと進んでいく…。
「なぁ、メイ?この船は一体どこへ向かってるんだ?」
カヴァーリ総団長から突然チケットを貰ったセルスが知らないのも無理はない。すると、
「メルゾ大陸よ。」
クートルス大陸から出たことのなかったセルスは、初めての体験に少しワクワクしている。
そこでピイトは
「メルゾ大陸は、ギルドがお盛んの大陸で、騎士団よりギルドの方が憧れられて依頼もギルドに頼む人も多いのよ♪
ただ、そのせい騎士団の権力が貧しいもんだから治安もあまりよろしくないらしいよぉ♪
まぁオレっちも行ったことないから詳しい事は知らないけどね♪」
セルスに説明するピイトの持つ本に、メイが気になり
「ねぇ、ピイト。それって何の本??」
するとピイトはどや顔で、
これが魔鍵の書の第1巻だと言って、驚くセルスとメイは
「なっ…それって王族が保管してるとか言ってたじゃない!?どうやって?」
するとピイトは説明を始める。
「いやぁ…オレっち病院で検査をしてたじゃない。すると何やらお城の方で騒がしいもんだから気になって行ってみたら、セルスを捕らえるために騎士達が総動員しちゃってたの。
そんでもってお城の警備が手薄な状態になっちゃってて、チャーンス♪って思っちゃったのよ♪
あの件でセルスが追われたらオレっちも騎士学校辞めてセルスについていこうって思ってたからね♪」
「なぁ、メイ?この船は一体どこへ向かってるんだ?」
カヴァーリ総団長から突然チケットを貰ったセルスが知らないのも無理はない。すると、
「メルゾ大陸よ。」
クートルス大陸から出たことのなかったセルスは、初めての体験に少しワクワクしている。
そこでピイトは
「メルゾ大陸は、ギルドがお盛んの大陸で、騎士団よりギルドの方が憧れられて依頼もギルドに頼む人も多いのよ♪
ただ、そのせい騎士団の権力が貧しいもんだから治安もあまりよろしくないらしいよぉ♪
まぁオレっちも行ったことないから詳しい事は知らないけどね♪」
セルスに説明するピイトの持つ本に、メイが気になり
「ねぇ、ピイト。それって何の本??」
するとピイトはどや顔で、
これが魔鍵の書の第1巻だと言って、驚くセルスとメイは
「なっ…それって王族が保管してるとか言ってたじゃない!?どうやって?」
するとピイトは説明を始める。
「いやぁ…オレっち病院で検査をしてたじゃない。すると何やらお城の方で騒がしいもんだから気になって行ってみたら、セルスを捕らえるために騎士達が総動員しちゃってたの。
そんでもってお城の警備が手薄な状態になっちゃってて、チャーンス♪って思っちゃったのよ♪
あの件でセルスが追われたらオレっちも騎士学校辞めてセルスについていこうって思ってたからね♪」