炎魔境
第9章 存在
さらにピイトは説明を続ける。
「お城の内部の見取り図なんかはさぁ
あそこに入学するときに覚えておいたからね♪
すんなり保管庫に忍びこめたってわけなのよ(笑)
まぁクートルス城が保管してた
魔鍵の書が1巻だったのはラッキーだったけど♪」
するとメイは保管庫の鍵をどうしたのかと聞く。王族の保管庫の鍵はかなり頑丈で簡単には壊せないらしいが、ピイトは
「もぉ♪メイちゃんヤボなこと聞かないでよぉ(笑)
あれくらいハリガネでじゅうぶんよ♪」
どうやらピイトは初体験の方法の他、
魔鍵の書を取り返すために、何年も色々な鍵の解錠方法も研究していたらしい。メイは呆れて笑い
「あんた…意外と研究熱心よね…(笑)」
そしてセルスはボソッと
「童貞の泥棒か…」
するとピイトはセルスに
「グサッ!おいおい、親友!おじさん傷ついちゃうよ!泣いちゃうよ!!」
そして、ピイトはセルスとメイに、船が到着するまでの間に魔鍵の書を読もうと言ってきて、メイもとても興味があり頷く。
そして、
「これに…あの紫の炎の事も書いてあるかもしれない…」
セルスは固唾を飲み、本の内容を気にする。そしてピイトは
「んじゃ、さっそく♪」
ピイトは本を両の掌で挟むように持ち、
目を瞑る。そして両の掌が静かに光りだす。そして唱える。
「アンテ!!」
すると本が開き、文字が浮かび上がる。
そして3人は本の内容に目を傾ける。
『私の初体験は30歳。これから始まる
始球式のような感覚だったのだが、
たったの1球でピイトが宿った。
まさに一球入魂!
30歳まで童貞。それは魔導師に生きるための宿命とも言える…』
セルスとメイは口を揃えて言った
「次のページにいきなさい!」
「お城の内部の見取り図なんかはさぁ
あそこに入学するときに覚えておいたからね♪
すんなり保管庫に忍びこめたってわけなのよ(笑)
まぁクートルス城が保管してた
魔鍵の書が1巻だったのはラッキーだったけど♪」
するとメイは保管庫の鍵をどうしたのかと聞く。王族の保管庫の鍵はかなり頑丈で簡単には壊せないらしいが、ピイトは
「もぉ♪メイちゃんヤボなこと聞かないでよぉ(笑)
あれくらいハリガネでじゅうぶんよ♪」
どうやらピイトは初体験の方法の他、
魔鍵の書を取り返すために、何年も色々な鍵の解錠方法も研究していたらしい。メイは呆れて笑い
「あんた…意外と研究熱心よね…(笑)」
そしてセルスはボソッと
「童貞の泥棒か…」
するとピイトはセルスに
「グサッ!おいおい、親友!おじさん傷ついちゃうよ!泣いちゃうよ!!」
そして、ピイトはセルスとメイに、船が到着するまでの間に魔鍵の書を読もうと言ってきて、メイもとても興味があり頷く。
そして、
「これに…あの紫の炎の事も書いてあるかもしれない…」
セルスは固唾を飲み、本の内容を気にする。そしてピイトは
「んじゃ、さっそく♪」
ピイトは本を両の掌で挟むように持ち、
目を瞑る。そして両の掌が静かに光りだす。そして唱える。
「アンテ!!」
すると本が開き、文字が浮かび上がる。
そして3人は本の内容に目を傾ける。
『私の初体験は30歳。これから始まる
始球式のような感覚だったのだが、
たったの1球でピイトが宿った。
まさに一球入魂!
30歳まで童貞。それは魔導師に生きるための宿命とも言える…』
セルスとメイは口を揃えて言った
「次のページにいきなさい!」