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炎魔境

第11章 紫炎術者セルスvs童貞焼きそばピイト

そしてカヴァーリが街の中にあるカフェにて2人にお説教を始める。
そして2人は謝るが、カヴァーリはケンカのきっかけをセルスに問うと、セルスは心の中で思った…。

『正直言えば良いのだが、
全部話すとコンドームとかスゴい単語を発しなきゃいけない状況になる…
こうなったら…より簡潔に伝える…
これしかない!』

セルスは昨晩のケンカについて説明する。

「ピイトとギルドの今後の方向性について話してたら、ピイトはギャルを勧誘して、経費で豪遊するとか言ってきたので、オレはピイトに指摘したら、ピイトが怒り出しました。」

するとピイトは目を細めて、全て擦り付けやがったとセルスを見ていると、メイが

「私もドアの外で聞いてたけど、そんな感じだったわよ。」

ピイトは完全2対1の状況になり焦りだす。

「違うんですよぉ。お義父さまぁ。
自分はそういうギャルからも情報などをと…思っ…て……。…て、お義父さま顔が怖い……」

カヴァーリは経費でギャルと豪遊とかふざけた事を目論んでいた事、
そしてなにより、お義父さまと呼ばれた事に腹が立った。

「ピイト…。貴様は罰として任務以外の門限を18時とする!
そしてしばらく私の部屋で寝てもらうからな!」

するとピイトは淡い期待を描き

「ま…まさか…ゴクッ…それは…ハァハァ…
メ…メイちゃんも同じ部屋ですか…??」

するとカヴァーリは呆れながら

「いや、そうしようと思ったが、メイはセルス君と同じ部屋にする。
セルス君は安心出来るし、なんかピイト君
ハァハァ言ってるし。」

するとピイトは目を充血させながら

「セルスのヤツは童貞ですぞ!
コイツのどこが安心なんですか!?」

するとみんな口を揃えて

「お前も童貞だろ!」

ピイトは諦め、カヴァーリと相部屋を渋々承諾する。

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