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炎魔境

第11章 紫炎術者セルスvs童貞焼きそばピイト

そして4人は別の宿屋に荷物を移動し、
カヴァーリは不動産を回り、セルスとメイはホームページ作成、そしてこの大陸のここ最近の異変等の手掛かりを入手するため情報屋を探す。

そして、しばらく街を捜索していると、一人の幼女が泣いていた。
ピイトはしゃがんで幼女と目線の高さを合わせて声をかけると、幼女の祖父母が帰ってこないとの事だった。ピイトはどこに行ったのか聞いてみると、ここから北にある『ファビュレス洞窟』に食材に使える特別なハーブを採りに行ったらしい。

そしてピイトはカヴァーリに電話をすると

「あ~、マスターさん?オレっちだけどさぁ…ちょっと困って泣いちゃってる
女の子見つけてさぁ。祖父母が北にある洞窟から帰ってこないって言うんだよ。
これ捜すの引き受けちゃってもいいかなぁ?無料で…。」

ピイトは無料だとギルドとして断られるかとも思ったが、カヴァーリは

「正式な依頼じゃなく、これは我々の勝手なお節介だ。もちろん無料だ。
ピイトはセルス君、メイと合流して準備を整え出発してくれ!
私は不動産契約と、ピイト君の仕事を引き継ぐ。携帯電話は切らすなよ。」

ピイトは幼女の祖父母を探しだすことを幼女と約束して、セルスとメイのいる宿屋に呼びにいく。 


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