無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

３人はスラグの街を出て北へ歩き
ファビュレス洞窟の入り口に着く。

「よし！中に入るぞ！」

セルスは2人に声をかけ、洞窟の中に入ると、地面が凍っていて、メイが滑って転びそうになると、セルスが抱きしめて支える。
　　
「メイ。滑るから慎重に進もう。」

するとメイは顔が赤くなりながらお礼を言う。
ピイトはそれを面白くなさそうに見ていた。

３人は中に進むと、３つに分かれた道の前に着くとどの道に行くか相談をする。

「ん～、ここってあんまり危険な感じしないし、一人ずつ進もうか？
んで見つけたら携帯で知らせようか？
この機種って全世界の水中以外圏外無いから便利だよね♪」

ピイトの意見に2人は賛成して、それぞれの道へ進む。

メイの道は、奥へ進んで行くと、何やら凍ってるほど冷たい地面に、とてもキレイな花がぽつぽつ咲いている。

ピイトの道は、奥へ進んで行くと、コウモリやら、この洞窟に生息する
『ファビュレス熊』という水色の巨大な熊がいる。
この熊は何もしなければ、襲わないらしい。

そしてセルスの道は、奥へ進んで行くと、
凍ってる壁や地面の奥から
謎の絵や紋章？やら
とても解読出来ないような古代文字？のようなものが描かれている。

３人は不思議に思いながら歩いて、それぞれの道を奥へと進む。