炎魔境
第12章 ファビュレス洞窟
それを聞いたセルスとメイは始めから…
というのもこの世の中の感覚そのものがズレていたんじゃないかと感じ始める。
「もし…仮に魔王というのは、私達がおとぎ話で読んだような地球を乗っ取ろうなんて考えてるのではなく、現在も考えるどころか…ある敵から守ろうと考えてる…
だけど、その魔王を人間が嫌い、あの王族のように魔王の気持ちを踏みにじった事などで魔王の部下は人間を恨んでいる。
だが、魔王は理由があって部下達を抑制出来ないんじゃないか…
魔王という名前も、そもそも魔境という1つの国の王とだと、ただそれだけの事なのではないだろうか…」
メイは魔鍵の書、デビルゴートの言葉、謎の卵…連想して仮説をたてる。
「ん~、なぜ紫炎術者を探してるというところは、何かを考えられるような段階じゃないけど、ものすごく深いところにありそうだよね。」
セルスもメイとピイトの考えと、ほぼ同じ事を思っていた。
ただ、やはり魔鍵の書が一番の謎の手掛かりだと思うとセルスは言うと、
「ん~、多分この大陸にもあるとは思うんだけどなぁ…。」
ピイトとセルスが話しているとメイの携帯電話が鳴る。カヴァーリからだ!
「あっ!もしもし。パパ?」
メイが電話に出て、今までの経緯を説明して、メイはしばらくカヴァーリの話を聞いて電話を切る。すると
「情報屋も見つけて話をいろいろ聞いたみたい。魔鍵の書の存在も話してたけど、全く名前も知らなかった口調だったけどピイト、ちゃんと魔鍵の書の事話したの?」
するとピイトは気まずそうな表情になり
「あっ!お義父さまに話すの忘れてた(笑)
帰ったらちゃんと説明するよ♪」
メイはそれを聞いて呆れて
「ギルドのマスターに、こんな重要な事を言い忘れるなんて…あんたって…。
まぁ…この魔鍵の書はこの大陸にもあるらしいし、戻って話を聞いてみましょ♪」
するとセルスとピイトは顔を合わせ喜び
そして…3人は洞窟を出て再びスラグの街へ帰るのだった。
第13章へ…
というのもこの世の中の感覚そのものがズレていたんじゃないかと感じ始める。
「もし…仮に魔王というのは、私達がおとぎ話で読んだような地球を乗っ取ろうなんて考えてるのではなく、現在も考えるどころか…ある敵から守ろうと考えてる…
だけど、その魔王を人間が嫌い、あの王族のように魔王の気持ちを踏みにじった事などで魔王の部下は人間を恨んでいる。
だが、魔王は理由があって部下達を抑制出来ないんじゃないか…
魔王という名前も、そもそも魔境という1つの国の王とだと、ただそれだけの事なのではないだろうか…」
メイは魔鍵の書、デビルゴートの言葉、謎の卵…連想して仮説をたてる。
「ん~、なぜ紫炎術者を探してるというところは、何かを考えられるような段階じゃないけど、ものすごく深いところにありそうだよね。」
セルスもメイとピイトの考えと、ほぼ同じ事を思っていた。
ただ、やはり魔鍵の書が一番の謎の手掛かりだと思うとセルスは言うと、
「ん~、多分この大陸にもあるとは思うんだけどなぁ…。」
ピイトとセルスが話しているとメイの携帯電話が鳴る。カヴァーリからだ!
「あっ!もしもし。パパ?」
メイが電話に出て、今までの経緯を説明して、メイはしばらくカヴァーリの話を聞いて電話を切る。すると
「情報屋も見つけて話をいろいろ聞いたみたい。魔鍵の書の存在も話してたけど、全く名前も知らなかった口調だったけどピイト、ちゃんと魔鍵の書の事話したの?」
するとピイトは気まずそうな表情になり
「あっ!お義父さまに話すの忘れてた(笑)
帰ったらちゃんと説明するよ♪」
メイはそれを聞いて呆れて
「ギルドのマスターに、こんな重要な事を言い忘れるなんて…あんたって…。
まぁ…この魔鍵の書はこの大陸にもあるらしいし、戻って話を聞いてみましょ♪」
するとセルスとピイトは顔を合わせ喜び
そして…3人は洞窟を出て再びスラグの街へ帰るのだった。
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