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それを聞いたメイとカヴァーリは大変危険そうな場所のため、即答出来ずいると、
ピイトは興味津々な感じで

「セルス！それ名案だねぇ♪魔境の連中って美味しいかなぁ？デビルゴートも美味しかったから期待しちゃうよね♪」

それを聞いたメイは呆れながら

「あんたって、食べることしか考えてないの？昔の王族とやってること同じじゃない！
てか、あんたの場合変態もあるから、王族よりタチ悪いわよ。」

ピイトは男は皆変態だとメイに説いていると
魔境へ向かうか悩んでいたカヴァーリはようやく納得する。

「まぁ魔境の王は敵じゃないと思う…。
セルスの父親だし、危険はないとは思うが、何かあったら私が食い止めるから、
みんなは必ず逃げるんだ！
それが魔境へ行く条件だ！」

3人は頷き、今日はスラグの街で休み明日の朝に出発することにした。

カヴァーリは電話で馬車の手配をし、馬車がメルゾ城の近くに到着すると4人はスラグの街へ戻り、しばし休息を取るのだった。

そして次の日の朝

セルスとメイは街の入り口で2人を待つ…

「パパとピイトは何やってるのかしら？
遅いわねぇ…。」

集合時間から30分たった頃、カヴァーリはピイトに怒りながら、こっちへ歩いてくる。
そしてカヴァーリが遅れたことをセルスとメイに謝ると、セルスは何があったのか聞く。
すると

「このバカタレが、昨日の夜中に私のパソコンで出会い系サイトやりやがって、今朝パソコンのメールを開いたら、
とんでもない額の請求が来てやがった！
あげくの果て、コイツ夜更かしして寝坊までしやがって…！」

珍しくカヴァーリがメチャクチャ怒っている。ピイトはシュンとしていた。
気を取り直してカヴァーリは

「よし、じゃあこれからファビュレス洞窟へ向かう！気を引き締めて行こう！」

そしてファビュレス洞窟へ4人は向かうのだった。