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今後の強敵、地底生物との戦闘を勝ち抜くため、メイはブル爺に光の魔力の使い方を教わることにする。
そしてブル爺はメイの二丁の銃を見せてもらうと

「んー、お嬢ちゃんは
この銃に光の魔力を詰めこみ放つんじゃったな…。
なかなか良い銃じゃ！これなら多少魔力を高めても耐えられるの。」

そしてブル爺はメイに銃を返して、話を続ける。

「光の魔力を扱える者は、この世の中で数少ない希少な存在じゃ…。
何か悩んでおったようじゃが、光の魔力を扱えるだけ素晴らしい才能じゃ。
焦らなくとも、お嬢ちゃんは強くなる！」

メイは自分にしか出来ない特技で、みんなの役に立てるかと思うと少しホッとした。
そしてブル爺は

「わしも光の魔力で使えるスキルは数える程度なんじゃが…、とりあえずサポートスキルを１つ教える。
本来は光壁(こうへき)というスキルなんじゃが、
お嬢ちゃんは銃で発動させるため
光弾壁(こうだんへき)とでも
名付けようかの。」

するとメイはどんなスキルなのか問うと
どうやら相手の魔法を弾き返す技らしく、
一発弾き返すまで効力を保つらしい。
だが、メイの光弾壁の魔力より、相手の魔力が上回っている場合は光弾壁の効果は発揮できないらしい。
よって、メイの光の魔力の向上は、このスキルを使用する以上必須なのだ。

「んじゃお嬢ちゃん！光の魔力を高めるには場数が大事じゃ。わしと実戦稽古で魔力の限界値を上げていくのじゃ！」

メイは頷き、実戦稽古での修行が始まる。