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炎魔境

第18章 援魔弾!光弾壁 新しい仲間!忍術師

そして、セルスの部屋の前に立つと中からセルスの声が聞こえる。

「ピイトお前…!またかよ!ブル爺のお弟子さんになんて事考えてるんだよ!
怒られるぞ!」

ピイトはセルスに一生懸命説得を始める。

「セルス!オレっち達は童貞だぞ!
だがなぁ…認めたくはないが、おそらくメイちゃんはお前に気があるような気がする。
オレっちはラストチャンスなんだよぉ!
いいか…!今晩新人の歓迎会で酒を買って飲んで、いい感じにメイちゃん達を酔わせてセルスはメイちゃんを部屋に連れ込んで、
キメてしまえ!
オレっちは新人さんにゴールを必ずキメる。
急にボールが来たからなんて言わないように準備が大事なんだ!
あと…。セルス!間違ってア〇ルに入れるなよ!」

外で聞いていたカヴァーリは娘の危険と、未成年に酒を飲まそうと企むピイトに怒りが限界値を超えて、何やら覚醒する。
部屋のドアを開けて、怒鳴るカヴァーリは予想外の光景を目の当たりにする。

ピイトは下半身丸出しで、ゴムを装着していて、セルスは必死に止めていてピイトのズボンを上げようとしている。
時は数秒止まった…。

しばらくすると3人はメイ達の場所へ戻る。
ピイトは顔がボコボコに腫れ上がって泣いている。ピイトはカヴァーリに

「これって労災おります?」

カヴァーリは完全に呆れ、首を横に振りタメ息をつく。
そしてブル爺はピイトの腫れ上がった顔を見て大笑いをして

「ハッハッハッ!そんな面じゃいつまでたっても童貞じゃな!」

ピイトはブル爺に襲いかかろうとするが、ブル爺はメイを連れて、休憩終わりだと外へ出る。

そして残ったセルスとカヴァーリはギルドの掲示板のチェックやホームページの更新に励む中、ピイトはシクシク泣いていた。


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