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4人はノットガルス大陸の状況の把握を優先し、ノットガルス港より西に位置する
騎士団の駐屯所へ向かう。

「しかし怪魚ごときに騎士団ってのは勝てないのかぁ。」

ピイトはノットガルスの騎士団って弱いんじゃないのかと感じている。

「オレ達が倒したのって、偵察行かされてるような下っぱなんじゃないのか？
下っぱにしては大きくてビックリだけど…。」

4人は駐屯所の見える辺りまで来ると、リンが様子を探りに行く。

待ってる3人は駐屯所を眺めてしばらく沈黙が続く…。
しばらくすると、メイの携帯が震えだす。
リンからだ。メイはリンと通話をし電話を切ると

「駐屯所の入り口入って右にある一軒目の小屋を裏口から入ってきてほしいって。
ただ、誰にも見られないようにって言ってる。」

セルスとピイトは頷き、3人は慎重に小屋の裏口へ行き、入るとリンが待っていた。
そしてリンは床を5回軽く叩くと、床が開き中には人がいた。

「入って。」

リンは3人に告げるとみんなで床下のハシゴを使い降りる。　

すると中には騎士団の鎧を纏った男性がいて、話し出す。

「ここに入るところを、その女性に見られてたみたいで…。」

リンは、この人はコソコソとバレないように動いている事から洗脳されてないと判断し
声をかけたらしい。