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騎士団達を撒いた5人は、一旦落ち着き。

「ピイトォ。しっかりしろよなぁ。
全く…なるべく騎士団とは戦わないようにだろ！」

セルスがピイトに注意する。

「あ～。セルスごめんねぇ♪
オレっちこれからは注意するからさぁ。」

ピイトが謝ると男性は

「では、そろそろ行きましょうか。」

するとみんなはまた西へ歩きだすと、後ろを歩くピイトにメイが小声で

「あんた…。何に気付いたのよ？」

するとピイトはメイに小声で

「ん～、ポーカーフェイス得意なメイちゃんでも、今話して違和感出ちゃうと気付かれるから、とりあえずオレっちが合図を出したらオレっちとリンちゃん置いて、メイちゃんとセルスで先に行ってね♪
まぁすぐに分かるよ。」

メイはピイトの気付いた事に、それ以上は触れずに頷く。

そして最西部にある１本の大木の近くに、地面が大きな円形に剥げている場所がある。

すると男性はポケットから赤い水の入った瓶を出し、一滴垂らすと魔方陣が浮かび上がる。

「こちらの中心を手で2回叩けば海底都市に行けますので。」

するとピイトが口を開く。

「分かったぁ♪ありがとうな。
ところで…！お前は一体何者だ！」

ピイトは男性にＧ・スタンガンを放つ！

男性はバックステップして避けると

「クックックッ…！気づいていたのか。
さすがはキーヴァの息子だ！」

セルス達は突然の事に驚き

「これは…！ピイト…。どういう事だ？」

するとピイトは

「おそらく卵を孵化したやつ…。この男だ！
こいつは騎士団ではなくて、多分…地底生物と深く関係している！」