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情報無双と無双くん

第1章 #1

渡り廊下の前のトイレへ向かい、扉を開く。
中に誰もいないことを確認して通話画面を開き、紙に書かれた番号を打ち込む。

5コールの後、相手は出た。

『はい』

「藍川さんでしょうか」

『そうですけど』

「情報屋の市丸です」

これこそが私が風火工業高校を選んだ理由である




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