さよなら、またね。
第5章 夢から醒めたら
「古澤...ね。」
デスクのプレートを横目で見て、どんな女かと想像してみる...
ダメだって。
どんな想像をしても、最近は最終形態が澪なんだ。
どうなってんの?俺?
「おはようございます!」
また、元気な女性の声が...
「あっ!古澤さーん‼︎お久しぶりですっ♡」
えっ!?
古澤さん!?
想像しようとしてた女がいきなり現れて、内心ビクッとしたが、なんとか笑顔を作ることに成功した俺は、ゆっくり振り向いた。
ん!?
んんんんんんんんんん!!!!!!!!?????????
「み!............!?」
その驚愕は相手にも伝わったようで
「は!?..............そぅ......?」
絶句した。
お互いに。