テキストサイズ

さよなら、またね。

第5章 夢から醒めたら




大真面目な顔で言い切るこの男。


「俺は忘れられない」


さらに言い切るこの人の射るような視線に堕とされていくような気がした。


私だって...

忘れられないよ...



だけど



ストーリーメニュー

TOPTOPへ