色にでにけり 恋
第7章 恋文
遥暉は溜息をついた。
「考えるのはやめよう。」
スマホを文鎮代わりにメモを抑え、自分の書いた短歌のメモを並べようと制服のジャケットを捜した。
掛けたはずのジャケットが無い。
「あれ?クローゼットかな・・・・・・。」
クローゼットを開け息をのんだ。
「ないッ!」
遥暉は慌てて廊下へ飛び出した。
「わぁっ。」
いつもは東京住まいだが教育実習の為に帰省している長兄聡がドアの前にいて驚きの声を上げた。
「相変わらず、落ち着きのない奴だな。」
「すみません。お母さんは下にいましたか?」
「いたよ。ちょっと、聞きたい事が・・・。」
「いま急いでいるので後で!」
遥暉は慌てて階下にいた母を捜しあて、声をかけた。
「考えるのはやめよう。」
スマホを文鎮代わりにメモを抑え、自分の書いた短歌のメモを並べようと制服のジャケットを捜した。
掛けたはずのジャケットが無い。
「あれ?クローゼットかな・・・・・・。」
クローゼットを開け息をのんだ。
「ないッ!」
遥暉は慌てて廊下へ飛び出した。
「わぁっ。」
いつもは東京住まいだが教育実習の為に帰省している長兄聡がドアの前にいて驚きの声を上げた。
「相変わらず、落ち着きのない奴だな。」
「すみません。お母さんは下にいましたか?」
「いたよ。ちょっと、聞きたい事が・・・。」
「いま急いでいるので後で!」
遥暉は慌てて階下にいた母を捜しあて、声をかけた。