
短編集。
第2章 客×花魁
「…はは、あんた凄く綺麗だ。俺の元に来ててくれてありがとな。」
僕の中に自身を入れながら喋る男。
「んっ…はぁ、ぬし…は、けちな男じゃ。」
心姫への罪悪感はあるが、それよりも快楽と自分の気持ちが勝っていた。
「そんなこといって、これを求めてるのは魅姫だろ?」
そう言って、にやっと笑ったと思ったら奥を思いっきり突かれた。
「はぁああぁんッ…はぁ、あぁ、ん、んっ」
男の足に座り、男にしがみついて喘ぐ僕。
「はぁ、魅姫…凄く綺麗だ…っ」
そのあと、朝が来るまで蝶のように舞った。
