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ボクの小鹿

第2章 子鹿のパパの悩み

どれ位眠っていただろうか?

目を覚ますと目の前に心配そうな顔をした小鹿がいた

「あっ、目を覚ましたっ、パパぁ、大丈夫?入学式に来てくれないと思ったら倒れてるんだもの、子鹿、ビックリしちゃったよ?」

そして天使の笑顔でニッコリ微笑むと、

「はい、お水、お薬も飲む?」

甲斐甲斐しく世話をしてくれた

「衛藤さんがベッドに運んでくれたのよ」

いつの間にベッドに寝ていて、子鹿は部屋着で、窓の外は真っ暗で、僕はどうやら一日中眠っていたらしい

せっかくの子鹿の入学式に僕は何て情けない・・

落ち込んでいると、子鹿はシュルシュルと部屋着を脱ぎ捨てて、

「パパぁ、入学式に来れなかった事、子鹿は怒ってないよ?だから落ち込まないでね」

下着姿になり、ベッドの中にスルリと潜り込んで来た

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