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ボクの小鹿

第2章 子鹿のパパの悩み

このままじゃいけない

このままズルズルと今の状態を続けたら子鹿を不幸にしてしまう

子鹿の大切な高校の入学式にも出れない事で自分の不甲斐なさを再確認した僕は、子鹿と話し合う決死をした

世の中の男はパパだけではない、パパ以外の男性とも付き合ってみたらどうだろう?・・と

その結果、大好きな子鹿に嫌われしまったら悲しいが、其れは其れで仕方が無い

子鹿ももう高校生だ

僕から離れた正しい人生があるのなら、そこに送り出してやるのが、子鹿のためにせめて僕が出来ることだろう

今まで情けない父親に付き合わせてしまってゴメンね子鹿・・・

と、決心したとはいえ、どう話出したらいいのだろう?

「パパぁ・・、お風呂に一緒に入ろう?子鹿が頭を洗ってあげるね」

子鹿は今晩もグイグイと可愛らしく迫ってくる

「あ、パパったらもうちょっと元気になってる、お風呂の前に挿れたい?パパぁ」

とりあえず今晩は言い出す機会を掴めそうにない

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