テキストサイズ

ボクの小鹿

第1章 プロローグ

「パパ、起きて、今日は子鹿の入学式だから早起きするって約束してくれたでしょう?」

まずは5分ほど声を掛け続けてもパパはビクとも起きてくれません

まあ、こんなのは当然のことなのでまったく気にはらないです

むしろパパの可愛くてハンサムな寝顔を堪能出来るので嬉しいくらいです

今年38歳になるパパは、童顔で20代に見られる事も良くあります

可愛いけれど、下手な俳優なんか足下にも及ばない位に綺麗で甘く整った顔

モデルの様に整った長身で細身の全身

職業は人気の推理小説家で、名前を四ノ宮吾郎といいます

パパは私がまだ赤ちゃんの頃に死んだママと結婚したので、私の本当のパパではありません

ストーリーメニュー

TOPTOPへ