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替え玉高校生

第2章 1日目

ガラッ・・・・・・



教室に入ると、「咲、はよ」と教室に居る奴全員が挨拶をしてきた。



「今日も、咲と健司は仲がイイな」



そう言ってきたのは、眼鏡の男。



すると、健司と呼ばれた男は「だろ?」とさらに俺を引き寄せた。



だから!


くっ付き過ぎなんだよ!




少し苛立ちながらも、兄貴のフリをしている俺は突っ込めない。



「咲也、鞄置いて来い
空き教室行くぞ」



健司の言葉に「おう」と返事をした後、事前に兄貴から聞いていた机に鞄を掛け、健司と一緒に教室を出た。





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