テキストサイズ

替え玉高校生

第2章 1日目

空き教室に入ると、使われていない机や椅子が無造作に置かれていた。




俺は、その中の1つの机に腰を掛ける。



「毎日、学校なんてダリーよな?」




「・・・・・・・・」




何も答えず俺を見る健司。





「どうした?健司」











「お前、咲也じゃねぇだろ?」




「・・・・・・っ!?」





「お前、誰だ?」




俺を思いっきり睨む健司。




健司の睨みは鋭く、ビビリそうになるけど、此処で動揺しちゃダメだ。




俺は平静を装った。




「何言ってンッ・・・」




いきなり、健司に唇を塞がれた。




クチュクチュと厭らしい音が響く。




何で俺、コイツにキスされてんだよ!




健司を退かそうと、胸を押すが健司は俺の腕を掴み、さらに深いキスをする。




やべぇ・・・・・・




頭がボーっとする・・・・・・




コイツ、キス上手すぎ・・・・・





いつの間にか、俺は健司とのキスに夢中になっていた。





ストーリーメニュー

TOPTOPへ