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SYらぶらぶ集〜X❤︎L〜ゼロリナ

第14章 Halloween Night Story

「もう、料理が冷めちゃったじゃない・・・」
「でも、リナさん気持ち良さそ「う る さ い !」
真っ赤になって反論されても、可愛らしいだけだ、と青年は内心で考えていたが、きっと口に出してしまえばこの恥ずかしがり屋なリナのこと、口も聞いてもらえなくなるかもしれない。
「すいません。料理は冷めてませんよ。する前に魔法で冷めないように細工をしましたから」
ゼロスが言った通り。テーブルに並ぶ料理たちは相変わらず作りたてのような湯気を立てている。
今、キッチンで抱き合っている二人。行為中、力の抜けたリナの腰を支えていたゼロスの手は相変わらず恥骨部分に添えられている。それに、若干の嫌な予感を感じるリナ。
「ね・・・ご飯、食べよーよ」
「全く、色気ゼロ、ですね。リナさんって」
「わ、悪かったわね。何よ、色気ゼロって」
まだ体が敏感になっているリナの体を、ぐいとさらに引き寄せ、胸元にキス。そこにはゼロスの所有の証が。
「リナさんのキスマークも欲しいです♪」
「あんた・・・本当に魔族なワケ・・・?」
リナのじと目もなんのその、ゼロスはTシャツから覗く鎖骨を指差して。
「はい、どうぞ♪」
満面の笑みでそうのたまうのだ。

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